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Yearly Archives: 2016

名護市羽地地域の観光PRパンフを名桜大学の学生さんと企画

名護市羽地・屋我地コミュニティビジネス構築事業の一環として、羽地地域の魅力を学生ならでは視点でパンフレットにしようというワークショップに関わらさせていただいています。

今日は、前回3案つくった台割りを1案にまとめるという作業。コンセプトやターゲット、配付場所などについて意識のすりあわせをした後、学生全員で作業にとりかかりました。

たった1時間で12ページ分の台割りが完成して、嬉しい驚きです。

羽地地域観光パンフ制作@名桜大学 羽地地域観光パンフ制作@名桜大学

会社のコアメンバーの皆さんと合宿研修の設計をやっちゃうという試み

今日は沖縄屈指のダイビング/マリンスポーツサービス事業者株式会社シーサーさんでワークショップでした。1月に開催する合宿研修の設計を、講師だけでなく会社のコアメンバーと一緒にやることで、人材育成手法とマインドを社内に定着させるという試みです。

そこで、「ビジョンの明確化とアクションプランづくり」を、とある”メタファー”で置き換えてみたら、とってもワクワクする展開になりました。今日試行したこの手法を、合宿参加者の皆さんとやってみます。楽しみになってきました。

担当の方から「ファシリテーションの力を改めて目の当たりにした」と嬉しいコメントもいただきました。

株式会社シーサーさん

沖縄3日間 仲間と作る短編動画〜南の島でチームビルディング〜 実証実験ツアー完了

「沖縄3日間 仲間と作る短編動画〜南の島でチームビルディング〜」という新しい旅を創る実証実験が完了しました。

本プログラムは、沖縄県が「感動体験プログラム」事業の一環として行われている実証実験で、沖縄の資源を活かした新たな旅を創り出してしまおうというチャレンジです。短編動画の制作とチームビルディングを掛け合わせちゃおうという糸満市観光協会の伊藤さんのアイディアが今回こうやって具現化しました。

今回ツアーを創るにあたり、映画監督の中川陽介さんとコラボさせていただいています。監督のようなアーティストと一緒に創りあげる現場は、毎回、何が飛び出すかわからないワクワク感があって大好きです。本ツアーでは「とことん時間をかけて最高の作品を創ること」より「限られた時間内に可能な限りいい作品を創ること」の達成によるチームビルディングを目的にしています。中川監督は映像の専門家として、私はチームビルディングの専門家として、参加者の皆さんの創造性を引き出し、チームワークを築き上げるサポートをさせていただいています。

宮崎県から参加された5人組は、ご夫婦+高校生3人。2泊3日の動画撮影と編集でとっても素敵な作品を完成させ、素晴らしいチームになりました。集団で創作活動に没頭するのって、本当に人の新しい可能性を引き出してくれます。高校生たちが、立派に監督役を完遂したり、初めての編集ソフトをあっという間に使いこなしたり、大人にとっては嬉しい驚きの連続です。

 

動画制作でチームビルディング

動画制作でチームビルディング

「ムスリム観光客の受け入れ」座談会ファシリテーター

「ムスリム観光客の受け入れ対応について考える座談会」のファシリテーターを担当させていただきました。マレーシア、インドネシア、シンガポールから沖縄を訪れて各地をまわった現地の旅行社の皆さんから沖縄へのコメントをいただきながら、ムスリムの観光客の皆さんを受け入れるにあたっての課題を探りました。旅行社の皆さんからは、デスティネーションとしての沖縄の可能性についてポジティブな意見をたくさんいただきました。また、沖縄側の課題も見えてきました。

座談会自体の構成は、
(1)ひとりずつコメント
(2)会場でバズ&質問募集と回答
(3)3グループ分かれてさらに質疑応答
という流れにして、沖縄から参加された観光関係者の皆さんと、ムスリム旅行社のみなさんができる限り多くのコミュニケーションをとり、参加してよかったと満足していただけるように心がけました。

ムスリム観光客の受け入れ対応について考える座談会 15493271_1347392681969932_1510765261769372233_o

オンライン・ワークショップ・ファシリテーションの可能性にチャレンジ

今日は、野菜さらださんこと三田地真美さんの「ライフヒストリー曼荼羅」のオンラインワークショップを、FAJ会員の小瀬さんと一緒にエンジニアとしてサポートさせていただきました。

お昼過ぎにスタンバイ開始してから18時半のふりかえり終了まで6時間におよび長丁場でしたが、とてもいい経験が積めました。(スクリーンショットは、オンラインワークショップのファシリテーターをサポートするエンジニアの画面はこんな感じという再現例)

Zoomというオンライン会議システム+マインドマップでのメモ+エクセルでの進行表+Ladiocastでの音声管理
Zoomというオンライン会議システム+マインドマップでのメモ+エクセルでの進行表+Ladiocastでの音声管理

 

オンラインワークショップを実現する時、様々な問題が想定されますが、そんなとき、オンライン・ワークショップ・ファシリテーターとオンライン・ワークショップ・エンジニアが協力して解決することが求められます。今、日本ファシリテーション協会でも、このノウハウの蓄積に力を入れています。

 

オンライン・ファシリテーターとエンジニアの役割分担
日本ファシリテーション協会オンライン理事会開催手引きより引用

 

  1. オンライン・ファシリテーターには、個々の参加者の心理状態への気遣いと、コミュニケーションの制限を補う丁寧な進行が求められます。
  2. オンライン・ファシリテーション・エンジニアには、準備・運営の各局面で、参加者ごとに何が問題になっているのかを即座に切り分け、解決する力が求められます。(通信回線、機器、OS、アプリケーション、音声、映像)

 

 

 

 

「このままでいいの⁉︎ 沖縄観光の人材育成〜ワールドカフェ2016〜」

「このままでいいの⁉︎ 沖縄観光の人材育成〜ワールドカフェ2016〜」と題したワークショップ、お陰様で100名の方にご参加いただきました。午前中はワールドカフェ、午後はOST的分科会でした。

とある方が、「今日は皆さん目がキラキラしてますね♪」とおっしゃっていたのが印象的でした。

このままでいいの!?沖縄観光の人材育成〜ワールドカフェ2016〜

<ワールドカフェの問いかけ>
① 「沖縄観光が持続的に発展するための、理想の観光人材像とは?」
②「沖縄観光の持続的発展にむけた人材育成のために、あなたは誰と協力して何に取り組みますか?」

<分科会60分のアウトプット目標>
沖縄観光の持続的な発展に向けた人材育成のために「誰と誰が」、「いつ」、「どこで」、「何に」、「どうやって」取り組むのか、が明確になっている状態

分科会

 


まずは、業種と職位を越えて、これだけの数の観光に携わる皆さんが集まり、対話したこと、その場を行政とOCVBがホストしたことに今回の意義があると思います(実は、民間セクターである沖縄観光の未来を考える会では2009年からワールドカフェを実施しています)。
また、分科会の短い時間の中で観光人材の育成に向けたアイディアを議論し尽くせたわけではありませんが、これから10年かけて実現していくような大きな話の第一歩が踏み出せたことにも意義があると思います。

このままでいいの!?沖縄観光の人事育成〜ワールドカフェ2016〜

 

沖縄県スポーツマネジメント人材育成事業

沖縄県のスポーツマネジメント人材育成事業に昨年から関わらせていただいています。

琉球ゴールデンキングス(バスケットボール)、FC琉球(サッカー)、琉球コラソン(ハンドボール)の3球団でのOJTに参加している若者3名と、毎月、ふりかえりや企画会議などをワークショップ形式で行っています。

11月3日には、名桜大学にお邪魔してスポーツ健康学科2年生200人の前で3名が研修の成果を発表しました(私はその場のファシリテーターとしてお手伝いしてきました)。

この事業では、県内球団でのOJTだけでなく、東京やアメリカでのスポーツビジネスに関わる有意義な研修がたくさん盛り込まれています。名桜大学での発表でも、アメリカ・シアトルでの海外研修の成果が出てました。

スポーツマネジメント人材育成事業

スポーツマネジメント人材育成事業プレゼン@名桜大学

沖縄県商工会女性部連合会のリーダー研修

沖縄県商工会女性部連合会の役員の皆さま対象のリーダー研修を担当させていただいています。

実際の組織運営で抱える課題を見える化し、組織の状態をどのように観察して、どのように分析し、どこに重点的に取り組むのか、について参加者の皆さまと一緒に考えました。

ボランティア型組織が抱える悩みはどこも同じです。

商工会女性部連合会研修

実際のスタッフミーティングにファシリテーションの視点からフィードバックすると…

本日、株式会社BowLさんのスタッフミーティングにファシリテーター&フィードバッカーとして参加させていただきました。

日頃のミーティングを再現していただき、話し合いのプロセスの中で起こったことが、議論なのか、対話なのか、抽象化なのか、具体化なのか、などなど、ファシリテーションの視点からの観察をフィードバックさせていただきました。

最後、スタッフの皆さんのそれぞれの気づきのシェアでは、話し合いのプロセスだけでなく、内省的な視点からのコメントが多くあり、チーム全体が大きなシフトを迎える準備が始まっている印象を受けました。イノベーティブな社長のもと、土壌はすでに耕されており、あとは発芽して実をつけるまでのプロセスを待つのみ、という感じです。

なんだか、次の展開が楽しみです。

bowl

4頭立てPC&スクリーンで事業計画作成会議をやってみた

沖縄県北部の本部町、今帰仁村、名護市、伊江村とトヨタ自動車さんが取り組んでいる超小型EVを滞在型観光のツールとして活用しようという「ちゅらまーいHa:mo」事業。

ちゅらまーいHa:mo

形を変えながら深化してきているこの事業には、委員会や会議、ワークショップのファシリテーターとして3年近く関わらせていただいています。

本日も急遽本部町での企画会議に参加。人数が少なかったので、4台PC+4台プロジェクターの「4頭立て」を試してみました。ある意味、「複数画面はコラボレーションを促進するか?」の実験的会議でもあります。時と場合によっては効果的にコラボが進むだろうな、という実感を得ました。

ちゅらまーいHa:mo事業計画会議