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「シンポジウムのファシリテーター」という古くて新しいお仕事

最近、「シンポジウムのファシリテーター」という古くて新しいタイプのお仕事をご依頼いただくことが多くなっています。

昨日は、沖縄県産業振興公社主催「万国津梁産業人材育成事業」 http://www.bird-challenge.com/ の第1回シンポジウムでした。

私の役割は、

  1. パネリストの皆さんから有意義なお話しを引き出してつなぎ合わせ
  2. 参加者の皆さんの学びを加速させること

につきます。

これまでのパネルディスカッションなどで多かったのは、いわゆる学識経験者の方が、コーディネイター(時には困ったことに“ファシリテーター”と呼ばれる)として、専門的知識を背景にコンテンツの交通整理をすることでした。そこには、参加の場づくりや能動的学びを促すという視点が足りなかったように思います。

シンポジウムの語源は「一緒に飲む」、フォーラムは「広場」だそうです。元来はそういうインタラクティブな場を目指していたはずなのですから、ファシリテーションの理論と手法を活用することで、そういう本来の姿を取り戻していきたいです。

万国津梁産業人材育成事業シンポジウム