Home » Posts tagged 'ファシリテーター' (Page 2)

Tag Archives: ファシリテーター

FAJ沖縄サロン10周年記念イベント

日本ファシリテーション協会(FAJ)沖縄サロン10周年記念イベント、100名を超えるみなさんにご参加いただき、大盛況で終了することができました。
参加した皆さんから「継続は力」と祝福をいただきました。これは初期〜3周年〜5周年と経て10年になるまで持続的に運営してきたメンバーの努力への祝福に他なりません(私自身はここ5年ぐらいほとんどサロン運営にはかかわっていないですし)。
これまでみんなで積み重ねてきたことが見える化された1日だったと思います。

今回のイベントは、沖縄サロン10年のあゆみを振り返り、創立から15年経ったFAJで起きていることを沖縄に伝え、なんちゃってファシリテーションが散見される地域の現状に対して「本当にこれでいいのか?」と問い直し、県外から来てくださった皆さんに「”地域”という生きかたにおけるファシリテーション」の片鱗を体感してもらい……という、むっちゃ欲張りなことを目指すプログラムでした。これらの目的は少しずつでも達成できたのではないかと思っています。

今回集まった沖縄の将来を担うステークホルダーのみなさん(私を含め)にとって、日頃はあまり顔を合わせないけれどファシリテーション的な価値観を共有しうるメンバー同士が語らうことで得られた刺激、そしてわざわざ県外から参加してくださったFAJ会員らからいただいた刺激は、何ものにも代えがたいなあ、と痛感しています。
何より、FAJ創始者の堀さんの挑戦的なことばの数々は、「心に刺さった」という多くのコメントをいただきました。
沖縄のこれからの10年に起こるであろう変容に、一石どころか二石も三石も投じた1日になったと信じています。
いやあ、なんか、本当に10年という1つの区切りをつけることができたと、しみじみ思います。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

JICA中南米諸国対象エコツーリズム研修

今年もJICA中南米諸国対象エコツーリズム研修の季節がやって来ました。
「持続可能な観光による地域づくりにおけるファシリテーションの重要性」をテーマに、実例紹介と演習を、英語とスペイン語を取り混ぜてやりとりしながらファシリテーターとして進める1日半という研修です。

レクチャーとディスカッションを織り交ぜるので、受講者の皆さんにとっては日本で学んだことを咀嚼して落とし込む機会となるので毎年ご好評をいただいています。

IAF大阪大会で2030SDGsゲーム英語版実施

IAF国際ファシリテーターズ協会アジア大会in大阪にて、アジア各国(香港、台湾、シンガポール、オーストラリア、日本)のファシリテーターのみなさんを対象に2030SDGsカードゲーム英語版をやらせていただきました。ゲーム体験→振り返りという流れで実施しました。
振り返りについては今回もORIDと呼ばれるフレームワークを活用して問いかけを準備しました。
以下のコメントを参加者からいただきました。

  • 単にファシリテーションという手法を学ぶだけでなく、地球上の生物が相互に支え合っていることを理解できたのが良かった。
  • たった90分の間に、地球市民として相互に関係し合っていることを腹落ちとともに認識できた。
  • 振り返りで「いかに無関心な参加者を対話のテーブルに着かせるようにするか」について話せたのがよかった。
  • 中国語版を作るなら翻訳に協力したい。
  • さすが日本人、こういうゲームを作るのがうまい!
  • まずはこういったゲームをSDGsに関心のある企業を対象に実施し、そこのメンバーがさらに自分たちの顧客にゲームを広めていくことでSDGsの実現は加速していくと思う。

経験豊かなプロ・ファシリテーターが集まる中で、ゲーミフィケーション手法として高い評価を得られたとが良かったと私は感じました。参加者からゴール設定に関する提案がたくさん寄せられたのが日本人対象の時と少し違っている感じで印象的でした。

国際ファシリテーターズ協会IAFの大阪大会に参加しました

国際ファシリテーターズ協会のアジア大会in大阪に参加しました。
世界中からリアルとオンライン合わせて200名弱のファシリテーターが参集しました。

日本ファシリテーション協会を代表して歓迎のご挨拶を差し上げました。

ファシリテーターとしてのあり方を深めるために自分自身の内面を深く掘り下げるワークにも参加しました。

アトラクションには沖縄のエイサーも登場! 盛り上がりました!

2030SDGsゲームの英語版を世界のファシリテーターの皆さんにご紹介しました。

FAJ沖縄サロンで「2030SDGsゲーム」実施

日本ファシリテーション協会(FAJ)沖縄サロン8月例会として「2030SDGsゲーム」を活用したワークショップをやりました。サポートは、最近認定ファシリテーターを取得した金城弘毅さんと知念隆生さん。
30人の参加者の約3分の2が、私が知っている限り、地域づくりや行政、企業、教育などでファシリテーションを実践している方々、またはファシリテーションの価値観を理解して仕事に取り組んでいるみなさんでした。 また、中学生から大学院生まで学生も6名いました。

カードゲームをやってみて私にとってまず感慨深かったのが、「ファシリテーターがこのゲームに取り組むと、いきなり初っぱなから世界の社会状況を表すメーターがこんなに良くなるのか!」ということでした。
前半の早い時期に、お金や時間、意思を交換するマーケットプレイスが、自然発生していたのが印象的でした。
笑い話は、参加したあるプロファシリテーターの談。
「時間がない、カネがない、と騒ぎながら結局社会のためになることに専念しているという状態は、まるで私の人生を再現しているかのようでドキッとした」

そして、2030SDGsゲーム終了後は、ORIDと呼ばれる手法を応用して1時間半かけて振り返りをしました。
 Objective Question 具体的に何が起こりましたか?(事実)
 Reflective Question その時あなたはどんなことを感じていましたか?(主観)
 Interpretive Question そのことから何を学ぶことができると思いますか?(解釈)
という3点をゲーム中の時系列順に模造紙と付箋紙を使って整理していき、最後に
 Decisional Question「持続可能な沖縄」の実現に向けて、私たちは今日の経験をどう活かしていくのだろうか?(活用)
という問いとともにグループごとに対話を進めました。
徹底的にプロセスを振り返ることで、参加者にはたくさんの学びがあったのではないかと、各チームの模造紙を拝見して思いました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!!

沖縄観光産業 中核人材リーダー育成セミナー

沖縄観光コンベンションビューローさんの「平成29年度 中核人材リーダー育成セミナー」7回シリーズが終了しました。今年もミライズコミュニケーションズの豊田麻琴さんと素敵なコラボレーションをさせていただきました。

第1回 キックオフ!イントロダクション
内容:本研修の過去の受講者の受講後の変化、県内の観光関連企業で取り組んでいる事例を紹介し、参加者同士で意見交換を行って参画意義を確認する。
ファシリテーター:平井雅(協働促進社)
【基調講演】働きがいのある職場づくりを担う中核人材の役割
内容:沖縄県が行っている「人材育成企業認証制度」の基準となっている「働きがい15項目」について、人材育成の先進事例を交えて説明する。
講師:高橋俊介(慶應時塾大学大学院特任教授)

第2回 ビジョンの明確化ワークショップ
内容:なぜビジョンが必要なのか?ビジョンを浸透させるためには何が必要なのか?参加者同士でのディスカッションを通し、自身や自社での現状や今後の取り組みを考える。

第3回・第4回 部下育成とコミュニケーション(2回連続)
内容:組織力の向上に向けて、双方向のコミュニケーションは不可欠である。部下となんでも話し合える信頼関係は築けているだろうか?考えを促すコミュニケーションは取れているだろうか?本研修では、2回連続で演習を重ね、コミュニケーションのノウハウ、スキルを強化する。
講師:豊田麻琴(ミライズコミュニケーションズ)

第5回 企画提案を実現させる力
内容:職場環境改善、新規プロジェクトの企画等、上司や組織に対して提案を求められる機会も多い中核人材に対し、より良い提案で賛同を得て実現に近づけるためのノウハウを学ぶ。
講師:平井雅・豊田麻琴

第6回:【特別回】関係者大集合!ぶっちゃけ意見交換「ワールドカフェ」
内容:本研修受講者だけでなく、他の観光業界や学校機関、行政の方々を巻き込み、さまざまな業種・職位の関係者が一堂に会して、沖縄の観光産業における人材育成について大意見交換会を行う。
ファシリテーター:平井雅

第7回:学びを総括して今後に繋げる
内容:これまでの研修を振り返り、改めて沖縄観光の現状と課題、自分たちが出来ることを考えるとともに、受講者同士の今後の連携の端緒とする。
ファシリテーター:平井雅

名護市金融・IT関係企業招聘セミナー

沖縄県名護市への企業誘致を目的としたセミナーのファシリテーターを務めさせていただきました。

なかなか興味深いお仕事で、県外から名護市への進出に興味を持つ企業の皆さんを招聘し、視察ツアーを行った上で、沖縄県や名護市の行政関係者やすでに進出している企業の皆さんと意見交換会をするという企画のファシリテーターでした。

従来のこのタイプのセミナーだと、行政関係者等のプレゼンテーションをひたすら受け身で聞き続けるという形になりがちなのですが、そこをググッとファシリテーションで双方向的で有意義な本当の意見交換会にするというのが、私に課された使命です。

関係者の皆さんのプレゼンテーションにひたすら絡みながら、私からの質問を呼び水として参加者の皆さんにも質問を振っていったことで、満足度の高いセミナーにすることができました。

NOMAキャリアアップフォーラムwith齊藤正明さん

今年も日本経営協会さんのキャリアアップフォーラムのファシリテーターを務めさせていただきました。基調講演は「日本一のマグロ船から学んだ!主体性を持ち、楽しみながら成果を上げる仕事術」 (㈱ネクストスタンダード 齊藤 正明さん)です。
マグロ漁船の漁師さんの出で立ちで登場の齊藤さんはすっかり参加者の皆さんの心をワシ掴みでした。
午後からのワークショップでは、ファシリテーターとして、齊藤さんのお話の中で①「目から鱗だったこと」を列挙した上で、組織の中堅社員としての「今まで固執してきた思い込み」(つまりメンタルモデル)をあぶり出し、②それを手放したときの望ましい未来を描き、③それを実現するための行動を考え、④それを実行させようとする時に湧き起こる「あきらめの声」と「恐れの声」を言語化し、⑤それを乗り越えるための「あり方」と「やり方」について対話して、⑥気づきをハーベストする というプログラムにしました。
U理論やら学習する組織やらをミックスして、純正のプロセスじゃないワークにしました(開発者の皆さんごめんなさい)が、70名の参加者があれだけの短い時間で深い対話ができたのは良かったと思います。

「旅行業イノベーション人材育成プログラム開講式」無事終了!

「旅行業イノベーション人材育成プログラム開講式」無事終了!
今日は第一部で、一般社団法人旅行産業経営塾 塾長 原 優二さん(基調講演 「未来を変える観光人材とは」)と宮崎大学地域資源創成学部 講師 土屋 有さん(講座紹介 「成功するイノベーション・失敗するイノベーション」)のお二人に登壇いただき、すばらしいお話しを拝聴しました。
第二部では講師のお二人を交えて受講生の皆さんとのディスカッションのファシリテーターを務めさせていただきました。こういう場のファシリテーションは、ワークショップとは少しばかり趣が違うのですが、参加者の皆さんの熱量が相まって深〜い話になったと思います。
ふと思ったのですが、このような場のファシリテーターって、”どんな歌手でも伴奏できるスタジオミュージシャン”みたいな能力が試されますね。この先、本プログラムでは毎回様々な講師の皆さんの話を引き出す大役を務めさせていただきますので、私にとって学び多き場になりそうです。

旅行業イノベーション人材育成プログラム」の事前学習会

今日のダブルヘッダー2本目は、夕方からいよいよ始まる「旅行業イノベーション人材育成プログラム」の事前学習会(兼懇親会)。
さすが、こういうお題に集まってきた人たちなので、沸点が低い、低い!
お互い初対面が多いのにのっけから熱い会話が弾みました。懇親会の最後に締めの挨拶をしてくれる人をその場で募ったら、即興で漫才仕立ての掛け合い(笑)が飛び出し、ラストは一本締め。ただごとではない前哨戦になりました!