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IAF大阪大会で2030SDGsゲーム英語版実施

IAF国際ファシリテーターズ協会アジア大会in大阪にて、アジア各国(香港、台湾、シンガポール、オーストラリア、日本)のファシリテーターのみなさんを対象に2030SDGsカードゲーム英語版をやらせていただきました。ゲーム体験→振り返りという流れで実施しました。
振り返りについては今回もORIDと呼ばれるフレームワークを活用して問いかけを準備しました。
以下のコメントを参加者からいただきました。

  • 単にファシリテーションという手法を学ぶだけでなく、地球上の生物が相互に支え合っていることを理解できたのが良かった。
  • たった90分の間に、地球市民として相互に関係し合っていることを腹落ちとともに認識できた。
  • 振り返りで「いかに無関心な参加者を対話のテーブルに着かせるようにするか」について話せたのがよかった。
  • 中国語版を作るなら翻訳に協力したい。
  • さすが日本人、こういうゲームを作るのがうまい!
  • まずはこういったゲームをSDGsに関心のある企業を対象に実施し、そこのメンバーがさらに自分たちの顧客にゲームを広めていくことでSDGsの実現は加速していくと思う。

経験豊かなプロ・ファシリテーターが集まる中で、ゲーミフィケーション手法として高い評価を得られたとが良かったと私は感じました。参加者からゴール設定に関する提案がたくさん寄せられたのが日本人対象の時と少し違っている感じで印象的でした。

国際ファシリテーターズ協会IAFの大阪大会に参加しました

国際ファシリテーターズ協会のアジア大会in大阪に参加しました。
世界中からリアルとオンライン合わせて200名弱のファシリテーターが参集しました。

日本ファシリテーション協会を代表して歓迎のご挨拶を差し上げました。

ファシリテーターとしてのあり方を深めるために自分自身の内面を深く掘り下げるワークにも参加しました。

アトラクションには沖縄のエイサーも登場! 盛り上がりました!

2030SDGsゲームの英語版を世界のファシリテーターの皆さんにご紹介しました。

わかりやすい資料づくり講座13年目

「わかりやすい資料づくり講座」13年目にして遂に、2人1組の演習時に「ホワイトボードを使っていいですか?」とディスカッションを始める輩が登場! ファシリテーション普及を目指すものとしてこの上なく嬉しいことです。

沖縄の旅行業イノベーション人材育成プログラム(TICO) 始動!

「沖縄の旅行業におけるイノベーション人材育成プログラム」、2年目が始まりました。
昨年の受講生と今年からの2期生からなる混合チーム20名。
初日となる今日は、ファシリテーターとして「バッチリ昨年の振り返り」と「2期生のスムーズな迎え入れ」の2点を念頭にワークショップを進めました。
昨年度の報告書は140ページの大作。そこで「ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)」の手法を援用して、みんなで報告書の読書会(?)をした上で、昨年の経験・学びについて対話しました。こういうシチュエーションでもABD、使えますね。
次回からまたどんどんギアチェンジしていきますよ!

FAJ沖縄サロンで「2030SDGsゲーム」実施

日本ファシリテーション協会(FAJ)沖縄サロン8月例会として「2030SDGsゲーム」を活用したワークショップをやりました。サポートは、最近認定ファシリテーターを取得した金城弘毅さんと知念隆生さん。
30人の参加者の約3分の2が、私が知っている限り、地域づくりや行政、企業、教育などでファシリテーションを実践している方々、またはファシリテーションの価値観を理解して仕事に取り組んでいるみなさんでした。 また、中学生から大学院生まで学生も6名いました。

カードゲームをやってみて私にとってまず感慨深かったのが、「ファシリテーターがこのゲームに取り組むと、いきなり初っぱなから世界の社会状況を表すメーターがこんなに良くなるのか!」ということでした。
前半の早い時期に、お金や時間、意思を交換するマーケットプレイスが、自然発生していたのが印象的でした。
笑い話は、参加したあるプロファシリテーターの談。
「時間がない、カネがない、と騒ぎながら結局社会のためになることに専念しているという状態は、まるで私の人生を再現しているかのようでドキッとした」

そして、2030SDGsゲーム終了後は、ORIDと呼ばれる手法を応用して1時間半かけて振り返りをしました。
 Objective Question 具体的に何が起こりましたか?(事実)
 Reflective Question その時あなたはどんなことを感じていましたか?(主観)
 Interpretive Question そのことから何を学ぶことができると思いますか?(解釈)
という3点をゲーム中の時系列順に模造紙と付箋紙を使って整理していき、最後に
 Decisional Question「持続可能な沖縄」の実現に向けて、私たちは今日の経験をどう活かしていくのだろうか?(活用)
という問いとともにグループごとに対話を進めました。
徹底的にプロセスを振り返ることで、参加者にはたくさんの学びがあったのではないかと、各チームの模造紙を拝見して思いました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!!

成果の出る会議の進め方講座@浦添市役所

昨年に引き続き、浦添市役所さんで成果の出る会議のすすめ方講座を実施させていただきました。現在進行中の実際のプロジェクトも引き合いに、プロセスデザインの考え方と会議運営手法をお伝えしました。

ロジカルシンキング研修@宮崎県市町村職員研修センター

宮崎県市町村職員研修センターさんでロジカルシンキング研修を実施しました。論理的思考を鍛える演習たっぷりの2日間研修です。採用後2年〜5年の職員の皆さんが対象です。

1日目
本講座の目標:自分の考えを論理的に組み立てて伝えられるようになる!
「伝わる」ために必要なこと
ロジカルシンキングの基本:もれなくダブりなく考える/因果関係を明確にする/フレームワークで考える/演繹法と帰納法
わかりやすく伝えるということ/図表的に思考する/図化・構造化/伝わる伝え方のコツ
演習③ポスターづくり
渡り鳥形式の発表
収穫の共有
振り返り

2日目
演習④課題解決のための企画立案
渡り鳥式発表
収穫の共有
演習⑤昨日作ったポスターについて今日のフレームワークで再整理してみよう
振り返り

沖縄観光産業 中核人材リーダー育成セミナー

沖縄観光コンベンションビューローさんの「平成29年度 中核人材リーダー育成セミナー」7回シリーズが終了しました。今年もミライズコミュニケーションズの豊田麻琴さんと素敵なコラボレーションをさせていただきました。

第1回 キックオフ!イントロダクション
内容:本研修の過去の受講者の受講後の変化、県内の観光関連企業で取り組んでいる事例を紹介し、参加者同士で意見交換を行って参画意義を確認する。
ファシリテーター:平井雅(協働促進社)
【基調講演】働きがいのある職場づくりを担う中核人材の役割
内容:沖縄県が行っている「人材育成企業認証制度」の基準となっている「働きがい15項目」について、人材育成の先進事例を交えて説明する。
講師:高橋俊介(慶應時塾大学大学院特任教授)

第2回 ビジョンの明確化ワークショップ
内容:なぜビジョンが必要なのか?ビジョンを浸透させるためには何が必要なのか?参加者同士でのディスカッションを通し、自身や自社での現状や今後の取り組みを考える。

第3回・第4回 部下育成とコミュニケーション(2回連続)
内容:組織力の向上に向けて、双方向のコミュニケーションは不可欠である。部下となんでも話し合える信頼関係は築けているだろうか?考えを促すコミュニケーションは取れているだろうか?本研修では、2回連続で演習を重ね、コミュニケーションのノウハウ、スキルを強化する。
講師:豊田麻琴(ミライズコミュニケーションズ)

第5回 企画提案を実現させる力
内容:職場環境改善、新規プロジェクトの企画等、上司や組織に対して提案を求められる機会も多い中核人材に対し、より良い提案で賛同を得て実現に近づけるためのノウハウを学ぶ。
講師:平井雅・豊田麻琴

第6回:【特別回】関係者大集合!ぶっちゃけ意見交換「ワールドカフェ」
内容:本研修受講者だけでなく、他の観光業界や学校機関、行政の方々を巻き込み、さまざまな業種・職位の関係者が一堂に会して、沖縄の観光産業における人材育成について大意見交換会を行う。
ファシリテーター:平井雅

第7回:学びを総括して今後に繋げる
内容:これまでの研修を振り返り、改めて沖縄観光の現状と課題、自分たちが出来ることを考えるとともに、受講者同士の今後の連携の端緒とする。
ファシリテーター:平井雅

名護市金融・IT関係企業招聘セミナー

沖縄県名護市への企業誘致を目的としたセミナーのファシリテーターを務めさせていただきました。

なかなか興味深いお仕事で、県外から名護市への進出に興味を持つ企業の皆さんを招聘し、視察ツアーを行った上で、沖縄県や名護市の行政関係者やすでに進出している企業の皆さんと意見交換会をするという企画のファシリテーターでした。

従来のこのタイプのセミナーだと、行政関係者等のプレゼンテーションをひたすら受け身で聞き続けるという形になりがちなのですが、そこをググッとファシリテーションで双方向的で有意義な本当の意見交換会にするというのが、私に課された使命です。

関係者の皆さんのプレゼンテーションにひたすら絡みながら、私からの質問を呼び水として参加者の皆さんにも質問を振っていったことで、満足度の高いセミナーにすることができました。

旅行業イノベーション人材育成プログラム最終回

計13回に渡って渾身の研修プログラムとなった旅行業イノベーション人材育成プログラムがいよいよ最終回を迎えました。

最終プレゼンテーションでは、シナプテック株式会社戸田達昭さん、沖縄県産業振興公社大西克典さん、(株)球陽館ホテルズおきなわ金城仁さんを審査員に迎え、全6チームが熱気溢れるプレゼンテーションを行いました。

その後、受講生や審査員、講師のみならず、参加各社の幹部や関連企業、行政など来場者全員でディスカッションを行い、ファシリテーターとしてイノベーションを実装するうえでの課題の本質について様々な立場の視点を交え深堀りしました。それぞれの本音が飛び出したり、競合企業同士が協力を呼びかける場面もあったり、充実の4時間半となりました。