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Tag Archives: ファシリテーション

福祉×観光×まちづくりワークショップ

とある沖縄県内自治体さんで、福祉関係者(行政・社協・包括)+地域公民館やタクシー関係者の皆さんで「誰もが住みやすい地域づくりのための交通手段確保」についてワークショップファシリテーターを務めました。これまで、この福祉関係の皆さんと一連のワークショップを続けてきた中で、ひとつの分野の関係者だけでなく、観光やまちづくりに関わる様々なステークホルダーが参加することで、話し合いがより熱く、実践的に、豊かになっていくことを目の当たりにしました。参加された皆さんの熱意が素晴らしかったです。

NOMAキャリアアップフォーラムwith茂木久美子さん

日本経営協会NOMAさん主催「第36回キャリアアップフォーラム」で講師兼ファシリテーターを務めさせていただきました。今年は山形新幹線のカリスマ販売員だったことで有名な茂木久美子さんとのコラボレーション。
茂木さんは人間的魅力に溢れる磁石のような素敵な女性で、と〜っても楽しくコラボさせていただきました。
茂木さんが基調講演をされて、そのお話を素材に私が60名の参加者のディスカッションを“料理”していき、都度都度茂木さんに絡んでいただくという流れで、KARAWARIというインプロワークも盛り込んでいただき、参加した皆さんの目の輝きが刻々と変わっていくのがわかりました。

2030SDGsゲーム認定ファシリテーター対象研修

2030SDGsゲーム認定ファシリテーター対象の「第0回 プロファシリテーターに学ぶ 2030SDGsの振り返りとワークショップデザイン」3回シリーズを、大江亞紀香と鵜川洋明さんとともに担当させていただきました。

私の担当は第3日目の12月20日。イマココラボのいなさん、むらさん、あやさんもご参加いただくという超豪華な参加メンバー。第4日の12月21日はまったく非構成の中でファシリテーターがいない(=参加者14人全員がファシリテーター)で、何が生成するのか楽しもうというワークショップでした。

いやあ、面白かった。
第3日目にアイスブレイクとして軽い気持ちでやったSafe Landing!(例のフラフープゲーム)が、衝撃の結果に。
3回やっても全く降りないという史上初の最悪の成績。ファシリテーターの集まりなのに!
丸いフラフープがSDGsのカラーホイールに見えてきて、「これはヤバい」という挫折感が流れ、そこから、みんなの中に湧き上がった様々な感情と、見えてきた行動パターン、構造、そしてメンタルモデルをKPTTやORIDというふり返り手法を駆使しながら学びにつなげるという、実に濃ゆ〜い1日になりました(もちろん、ファシリテーションの基礎やプロセスデザインの考え方とワザについても取り扱いましたけど)。

第4日目は、非構成ながらも参加者それぞれの持ち帰りたいものとその達成度がホワイトボードに可視化され(笑)、それに沿いながら対話的に学びを深めるという生成的な場になりました。その場に参加するひとりひとりにファシリテーション的Beingが備わっていることで生まれる変幻自在な場でした。
チェックアウト時に感じた、言い表せないような充足感、幸福感はこれからもずっと忘れないと思います。
イマココラボのみなさん、参加していただいた認定ゲームファシリテーターのみなさん、本当にありがとうございました!!

旅行業イノベーション人材育成プログラム最終回

沖縄の旅行業イノベーション人材育成プログラム(TICO)2年目最終日が終了しました。昨秋の台風によるリスケのおかげで今回は13時〜20時の長丁場となりましたが結果オーライかな。特に「西原町の観光まちづくり」というフィールドを得て今まで学んだことを実践していくことになったのは何よりです。
内容は、

  1. 2030SDGsカードゲーム
  2. ORIDでふり返り
  3. UNWTOの「責任ある旅行者になるためのヒント」を参考に「責任ある旅行社」としての行動を考える
  4. UNWTO「観光とSDGs」を参考に「責任ある地域」としての持続的観光の取り組みについて考える
  5. 西原町の観光まちづくり関係者によるテーマオーナースピーチとQ&A
  6. 西原町の観光まちづくりの全体像の見える化
  7. 「SDGs17のゴール × 西原町の観光まちづくり」のグループワーク
  8. 西原町の観光まちづくりのプロセスデザイン

と、振り返ってみると、相当な盛り込み感です。
個人⇔会社⇔地域⇔観光業界⇔沖縄⇔世界と、スコープを行ったり来たりしながら、「私が起点で地域を変える、世界が変わる」ということを実例に則して考えました。
ファシリテーターの 私もだいぶ疲れましたが、参加者の皆さんも大変だったと思います。笑
でも、研修最終日が「終わり」じゃなくて「これからの始まり」になったのはTICOならではです。こんなに業界横断的でアクティブラーニング的で実践的な研修は他になかなかないと思います。

沖縄MICEネットワーク受入機能強化検討会

沖縄MICEネットワークのみなさんの第3回受入機能強化検討会のファシリテーターを務めさせていただきました。
バックキャスティング的発想のフレームワークを使って課題・将来像・取り組みなどを見える化するワークショップでした。
今回も30人以上参加のワークショップで盛り上がりました。(やっぱフレームワークで見える化するのはテッパンですね。)
なにより、MICEネットワークを主催しているOCVBのみなさんの熱意が素晴らしいです。

FAJ沖縄サロン10周年記念イベント

日本ファシリテーション協会(FAJ)沖縄サロン10周年記念イベント、100名を超えるみなさんにご参加いただき、大盛況で終了することができました。
参加した皆さんから「継続は力」と祝福をいただきました。これは初期〜3周年〜5周年と経て10年になるまで持続的に運営してきたメンバーの努力への祝福に他なりません(私自身はここ5年ぐらいほとんどサロン運営にはかかわっていないですし)。
これまでみんなで積み重ねてきたことが見える化された1日だったと思います。

今回のイベントは、沖縄サロン10年のあゆみを振り返り、創立から15年経ったFAJで起きていることを沖縄に伝え、なんちゃってファシリテーションが散見される地域の現状に対して「本当にこれでいいのか?」と問い直し、県外から来てくださった皆さんに「”地域”という生きかたにおけるファシリテーション」の片鱗を体感してもらい……という、むっちゃ欲張りなことを目指すプログラムでした。これらの目的は少しずつでも達成できたのではないかと思っています。

今回集まった沖縄の将来を担うステークホルダーのみなさん(私を含め)にとって、日頃はあまり顔を合わせないけれどファシリテーション的な価値観を共有しうるメンバー同士が語らうことで得られた刺激、そしてわざわざ県外から参加してくださったFAJ会員らからいただいた刺激は、何ものにも代えがたいなあ、と痛感しています。
何より、FAJ創始者の堀さんの挑戦的なことばの数々は、「心に刺さった」という多くのコメントをいただきました。
沖縄のこれからの10年に起こるであろう変容に、一石どころか二石も三石も投じた1日になったと信じています。
いやあ、なんか、本当に10年という1つの区切りをつけることができたと、しみじみ思います。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

JICA中南米諸国対象エコツーリズム研修

今年もJICA中南米諸国対象エコツーリズム研修の季節がやって来ました。
「持続可能な観光による地域づくりにおけるファシリテーションの重要性」をテーマに、実例紹介と演習を、英語とスペイン語を取り混ぜてやりとりしながらファシリテーターとして進める1日半という研修です。

レクチャーとディスカッションを織り交ぜるので、受講者の皆さんにとっては日本で学んだことを咀嚼して落とし込む機会となるので毎年ご好評をいただいています。

IAF大阪大会で2030SDGsゲーム英語版実施

IAF国際ファシリテーターズ協会アジア大会in大阪にて、アジア各国(香港、台湾、シンガポール、オーストラリア、日本)のファシリテーターのみなさんを対象に2030SDGsカードゲーム英語版をやらせていただきました。ゲーム体験→振り返りという流れで実施しました。
振り返りについては今回もORIDと呼ばれるフレームワークを活用して問いかけを準備しました。
以下のコメントを参加者からいただきました。

  • 単にファシリテーションという手法を学ぶだけでなく、地球上の生物が相互に支え合っていることを理解できたのが良かった。
  • たった90分の間に、地球市民として相互に関係し合っていることを腹落ちとともに認識できた。
  • 振り返りで「いかに無関心な参加者を対話のテーブルに着かせるようにするか」について話せたのがよかった。
  • 中国語版を作るなら翻訳に協力したい。
  • さすが日本人、こういうゲームを作るのがうまい!
  • まずはこういったゲームをSDGsに関心のある企業を対象に実施し、そこのメンバーがさらに自分たちの顧客にゲームを広めていくことでSDGsの実現は加速していくと思う。

経験豊かなプロ・ファシリテーターが集まる中で、ゲーミフィケーション手法として高い評価を得られたとが良かったと私は感じました。参加者からゴール設定に関する提案がたくさん寄せられたのが日本人対象の時と少し違っている感じで印象的でした。

国際ファシリテーターズ協会IAFの大阪大会に参加しました

国際ファシリテーターズ協会のアジア大会in大阪に参加しました。
世界中からリアルとオンライン合わせて200名弱のファシリテーターが参集しました。

日本ファシリテーション協会を代表して歓迎のご挨拶を差し上げました。

ファシリテーターとしてのあり方を深めるために自分自身の内面を深く掘り下げるワークにも参加しました。

アトラクションには沖縄のエイサーも登場! 盛り上がりました!

2030SDGsゲームの英語版を世界のファシリテーターの皆さんにご紹介しました。

FAJ沖縄サロンで「2030SDGsゲーム」実施

日本ファシリテーション協会(FAJ)沖縄サロン8月例会として「2030SDGsゲーム」を活用したワークショップをやりました。サポートは、最近認定ファシリテーターを取得した金城弘毅さんと知念隆生さん。
30人の参加者の約3分の2が、私が知っている限り、地域づくりや行政、企業、教育などでファシリテーションを実践している方々、またはファシリテーションの価値観を理解して仕事に取り組んでいるみなさんでした。 また、中学生から大学院生まで学生も6名いました。

カードゲームをやってみて私にとってまず感慨深かったのが、「ファシリテーターがこのゲームに取り組むと、いきなり初っぱなから世界の社会状況を表すメーターがこんなに良くなるのか!」ということでした。
前半の早い時期に、お金や時間、意思を交換するマーケットプレイスが、自然発生していたのが印象的でした。
笑い話は、参加したあるプロファシリテーターの談。
「時間がない、カネがない、と騒ぎながら結局社会のためになることに専念しているという状態は、まるで私の人生を再現しているかのようでドキッとした」

そして、2030SDGsゲーム終了後は、ORIDと呼ばれる手法を応用して1時間半かけて振り返りをしました。
 Objective Question 具体的に何が起こりましたか?(事実)
 Reflective Question その時あなたはどんなことを感じていましたか?(主観)
 Interpretive Question そのことから何を学ぶことができると思いますか?(解釈)
という3点をゲーム中の時系列順に模造紙と付箋紙を使って整理していき、最後に
 Decisional Question「持続可能な沖縄」の実現に向けて、私たちは今日の経験をどう活かしていくのだろうか?(活用)
という問いとともにグループごとに対話を進めました。
徹底的にプロセスを振り返ることで、参加者にはたくさんの学びがあったのではないかと、各チームの模造紙を拝見して思いました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!!