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作者アーカイブ: uchinanian
そもそも会議の成果って何?
私はファシリテーターとして常に「メタ認知の4つのカメラ」で場を観察しています。その時、例えば会議の場であれば、そこで得られる成果とは何か、今日のこの場ではどの成果を一番優先するかを考え、どのような進め方をするのかその時々で判断しています。
会議そのものの成果だけでなく、関わる人々の内面の成果や、プロジェクト全体における今日1日の成果といった様々な視点から観察して今必要な関わり方の選択をしているのだと思います。

オンライン研修・ウェビナーをご検討中の研修担当のみなさまへ
オンライン研修は大きく分けて3種類あります。
- ① 1人1台のPCで参加する場合(フルオンライン式)
- ② 1ヶ所に複数人が集まって参加する場合(ハイブリッド式)
- ③ 話者だけオンラインで参加する場合(遠隔授業式)
結論から言うと、受講者の満足度の高さ、事務局側のやりやすさ、講師のやりやすさそして回線や音響的トラブルの扱いやすさどれをとっても明らかに①>③>②です。
特に多様な市町村職員が対象の研修では①が難しい(PCや回線が足りない)ので②か③でというオファーをいただきますが、今後の世の中のIT化や住民サービスの向上・民間との連携を考えたら今のうちが①をができるように整備しておくチャンスです。民間企業の皆さんは比較的スムーズに①に移行しています(回線の細さは未だ残りますが)。当方は8年以上のオンラインミーティングのノウハウがあり、いちおうすべての形式に対応できますので(②はオススメしませんが)是非ご相談ください。

宮古島で新たな6つのプロジェクト始動
私は内閣府の沖縄型産業中核人材育成事業で「新離島モデル構築型産業中核人材育成事業」にも少しばかり関わらせていただいたのですが、先日その成果発表会がありました。
参加した宮古島・多良間島のの熱〜い皆さんが6つのチームを作り、それぞれの想いを込めた素敵なプロジェクトを始動させています。
それぞれクオリティの高い3分間PR動画を制作されているので是非ご覧ください!
各動画へのリンクは↓から。
〜ONE HAND BEACH CLEAN〜
これまで課題となっている集めたゴミ回収の仕組みづくりへ
〜若者が活躍する宮古島へ!〜
若者によるアパレル商品や島豆腐利用の新商品開発、イベント開催など
C. バイオエタノール チーム
〜ラム酒の開発・販売〜
バイオエタノールを原料に宮古島地産地消のラム酒の開発販売を目指す
〜バタフライピーのブランド化を〜
話題のバタフライピーの宮古島での生産と商品開発を目指す
〜認知症でも社会とのつながりを〜
高齢者や認知症の方が働いて地域参画する社会にむけて、オジー、オバーがつくる天ぷら屋を開業する
〜伝統の食から始まる調和〜
多良間観光の課題解決と島の文化継承にむけたオープンシェアキッチン
コンテンツはコンテクストの中で活きる
ワークショップの場では時々、突拍子もないタイミングで突拍子もない意見がでてきます。
でも実は、そういう意見こそが全体の中では価値あることが多いのです。ただ単に、流れるコンテクストの中でタイミングがあわなかっただけだということです。
しばらく時間をおき、その場の全体のコンテクストが流れ行く中で別のタイミングであればその意見が輝きを放つこともあります。
そんなことを信じられれば、ファシリテーターは一つ一つの意見を敬意とともに扱うことができるようになると思います。
コミュニティや組織における合意とコミットメント、そして巻き込み
コミュニティや組織でなにかビジョンに向かって行動しようとするとき、ファシリテーターが常に意識しておくのは、大多数の無関心、諦め、やらされ感を持つメンバーを、どのように巻き込んでいくのかということだと思います。
不同意する人々がいても構いませんし、もしかしたらそういう方々はひょんなことから賛同者として大きな推進力になってくれるかもしれません。
琉球大学公開講座「ファシリテーションの技法と地域振興」
琉球大学の公開講座が今年も始まりました。レクチャー&対話&演習を組み合わせた4.5時間×5回シリーズです。学生30+社会人20名の皆さんが参加してくださいます。みなさんやる気満々なので私も気合いが入ります。
レクチャー:ファシリテーションとファシリテーター、プロセスとコンテンツ、ファシリテーターのあり方/やり方、対話と議論と会話、メタ認知の4つのカメラ、チームワークのピラミッド、、ふりかえりの技術、ムーブメントを起こすということ、
オンラインワークショップの開き方 など
演習:楚々もワークショップの成果って何?、共有・発散・収束・合意を体験する、地域起こしプロジェクトを設計してみる など
対話:聞いてみたコメント、自分たちの現場でどう活かすか?など。

コミュニティムーブメント仕掛け人のための成功サイクル 5×3ヶ条
地域づくりを「コミュニティムーブメント」と捉えたとき、その動きを作る仕掛け人は、「Try → Reflect → Plan →」を意識してサイクルを回すことが大切だと思います。
「やってみて」から「ふりかえる」のもよし、「企てて」から「やってみる」のもよし。いずれにせよ「ふりかえる」ことが重要です。
それぞれのステージごとに5つの要素が満たされているかチェックしながら進めるのがコツだと思います。
