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活動報告」カテゴリーアーカイブ

西原町社会福祉協議会さんにてワークショップ

県内西原町の社会福祉協議会さんでプロパーの皆さんが揃ってキックオフワークショップ。本年度事業を壁一面に貼り出して俯瞰しながら、課題を洗い出し、方向性を共有しする2時間。「貴重な一歩」とのお言葉をいただきました!

わかりやすい資料づくり講座2日間

昨日今日と2日間、宜野湾市さんの研修で、早朝7時前には到着して車の中で仮眠。警備員さんがいぶかしげに見ているけど、住所不定の人と思われてるかも。今日もまた定番「わかりやすい資料づくり講座」です。

旅行業におけるイノベーション人材育成プログラム募集説明会が始まりました。

「旅行業におけるイノベーション人材育成プログラム」募集説明会始まりました。どうやったら沖縄の旅行業にイノベーションを起こせるのか、実践的に学び、自ら創りだせるようになるための4ヶ月13日間です。第一線で活躍される豪華な講師陣による講義・ワークショップや、Google訪問などの東京視察もあります。
定員25名のみ、応募期限8/31まで。問い合わせは、OTSサービス経営研究所098-869-1717金城さん。
私もファシリテーターとして毎回がっつり関わらせていただきます。


実施期間:2017年10月から2018年1月までの4か月間(本土研修含む13日、計17回)

1.「沖縄県の旅行業界の課題と求められる人材像」
與座 嘉博 沖縄県旅行・観光事業協同組合 理事長・株式会社国際旅行社 代表取締役社長

2.「未来を変える観光人材とは」
原 優二 株式会社風の旅行社代表取締役・一般社団法人旅行産業経営塾塾長

3.「旅行業界で生き残るための思考様式と戦略」
良和 沖縄ツーリスト株式会社 代表取締役会長

4.「イノベーション創出の実践演習」
野村恭彦 株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役

5.「グローバルな視点から見た持続可能な観光のあり方」
熊田 順一 株式会社JTB総合研究所 コンサルティング事業部長(元UNWTO)

6.「成功するイノベーション・失敗するイノベーション」

土屋 有 宮崎大学地域資源創成学部 企業マネジメントコース 講師

7.「イノベーション事例視察」
Google株式会社・株式会社ぐるなび・ソフトバンク株式会社・クラブツーリズム株式会社 他

8.「ワークショップ(プレゼンテーションに向けた準備)」
平井雅 協働促進社 代表

9.「プレゼンテーション」
受講生によるプレゼン

英語を自由に操れるようになるために必要な能力とは?

「英語が苦手だけど何とかしたい!」という友人のFacebook投稿を読んで、ふと、母語以外の言語を自由に操れるようになるために必要な能力ってどう分類できるんだろうか?って考えてみました。
こうやって分析してみると、自身の弱点が何なのか分析して効果的に対策を打つことができるようになるのではなかろうか、なんて思いました。

「動機」「やる気」「反復」が大切なのは間違いないのですが、こういうひと言で片付けちゃうと、体育会系のスポ根(私「なんでできないんだろう?」先生「根性が足りないからだっ!」)みたいになってしまって、やり方がわからなる人はさらりとやってのけることを、わからない人は永遠に前に進めないことになってしまうわけです。

そこで、まず、そもそも英語を操れる能力って?って考えてみます。
で、それを思考能力身体能力にわけてみます。

1. 思考能力 (1) リアルタイムで発揮する力*観察力*分析力*判断力(2) じっくり発揮する力*記憶力2. 身体能力*聴き取る力*発話する力*身体表現する力

世間一般では、語学力って、「記憶力、聴き取る力、発話する力、身体表現する力」だと思い込んでる節がありますが、実際に言語を操れるようになるためには、3つの思考力が大切だと思います。

 

例えば、思いつくままに列挙すると、


1. 思考能力


*観察力
ネイティブがどんな状況でどんな言い回しをどんなジェスチャー・表情でしているか、その背後にある個々の心理や社会状況、文化的慣習は何かを観察して気づく力。

*分析力
違う状況で同じような表現に出会ったとき、同じ状況で違う表現に出会ったときなどに、何が共有して何が相違しているのかを分析して理解する力。

*判断力
これまで得られた経験に基づいて、とっさに適切な言い回しを選択し、もしくは応用して表現する力。

*記憶力
語彙や文法、言い回しとその使い方を覚える力。

 


2. 身体能力(1.の思考力に基づいて自分の母語以外の文化や社会状況、音韻体系を理解した上で発揮する力)


*聴き取る力
カタカナに直すことなく、音素を聴き分け、単語に変換して脳みそに伝達する力。

*発話する力
その言語の話者の流儀を再現して、発音し、文章を形成して会話を成り立たせる力。

*身体表現する力
ジェスチャーや表情で表現する力。

 

*     *     *     *     *

って感じでしょうか。
これら全部の力には、先天的な部分と努力で後天的に得られる部分がありますね。

特に、記憶力+2.身体能力は、赤ん坊と一緒で、ひたすら真似する、練習する、とにかく覚えるってのが必要だったりする部分で、日本人はこれが「語学力」だと思い込んでしまっているのではないでしょうか。

ただ、当然、これら「記憶力、聴き取る力、発話する力、身体表現する力」には先天的に個人差があって、得意な人と苦手な人がいるはずです。苦手な人は、1.と2.がセットで発揮されるということをしっかり自覚して、特に1.を意識的に訓練していくと、2.の訓練が楽しくなるのではないだろうか……というのが、今回私が立てた仮説です。

いずれにせよ、母語以外の言語を操れている人たちが無意識に使っているであろう力を、分析して考えてみました。上記それぞれの力について、自分に何が足りていて何が足りていないかを分析してみるのが言語上達への近道かも知れません。

NLPの「学習の5段階」を援用すると、
「1.無意識的無能(知らないしできない)」
の状態から、
「2.意識的無能(知っていてもできない)」
という状態になるために、各能力について意識的に練習し、
「3.意識的有能(考えるとできる)」
にまでなりたいね。で、それを習慣化すると
「4.無意識的有能(考えなくてもできる)」
までは行けるね。そして、その先には、
「5.無意識的有能に意識的有能(自分が無意識にやっていることを意識的に人に教えられる)」
状態が待っているよ、ということなのでしょうね。

スポーツビジネスのマネジメント人材育成事業

本日は、月に一度の沖縄県「スポーツビジネスのマネジメント人材育成事業」振り返り研修でした。

琉球ゴールデンキングス、FC琉球、琉球コラソンの3つのスポーツチームの運営を担当する若者3名がスポーツマネジメントのノウハウを高める研修です。

写真はスポーツ振興による地域活性化の相関図作成に取り組む3名の皆さん。予定3時間のところ5時間かけて作図が完成し、この1年半のOJT&研修の成果として、「研修開始時より自分たちの視野が格段に広がったこと、(提案が作れるまで)知識と経験が増えたことを実感した」とのコメントがありました。私も、彼らの成長を実感して、嬉しくなりました。

ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法

【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】

普段はこのような投稿は書いていないのですが、意外とファシリテーター仲間にニーズがありそうなのでまとめてみます。

【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】
(左:加工前の写真 右:加工後の写真)

ファシリテーターを職業にしていると、ワークショップや会議が終わった後、参加者の思いの詰まった模造紙がたくさん手元に残ります。
大抵は写真を撮って記録として保存しておきますが、その写真を印刷すると、付箋紙などに書いてある文字が見にくかったりします。 特に、ワークショップ結果を報告書にまとめなければならないとき、すべて打ち込み直すとなると大変です。
実は、加工方法のコツを知っていると、簡単な作業で模造紙写真を印刷したときに見やすくする方法があるのでご紹介します。


 

[0.画像加工アプリを用意する]

まずは画像加工アプリが必要です。Photoshopなどは高価なソフトですが、最近では十分な機能を提供してくれるオンラインの無料アプリがあったりしてビックリです。
例えば、ググってみてすぐ出てきた、PIXLR EDITORhttps://pixlr.com/editor/)を使ってみます。

 

[1.開く]

まず、撮影した模造紙の写真を開きます。

[2.ゆがみ補正]

メニュー「編集-自由歪ませ」を選択すると四隅にハンドルが現れるので、適当にドラッグして、模造紙の四隅が長方形になるように調整します。Photoshopでいうと、自由変形とか遠近法ワープの機能ですね。

この時、模造紙の縦横比率を厳密に再現して歪み補正しないと気が済まない方は、お好きに工夫してみてください。ちなみにヒントは、模造紙の縦横比率=788:1091です。

[3.編集可能なレイヤーにする]

編集画面右端の「レイヤー」コーナーの「Background」のところにある鍵🔒マークをダブルクリックして編集可能なレイヤーにします。

 

[4.あかるさとコントラストの調整]

撮影した写真はたいてい暗いかコントラストが弱いので調整して補正します。メニューの「調整-明るさとコントラスト」 を選ぶと調整バーが現れますので、適当にスライドさせて調整します。この場合は明るさは変えずコントラストを強めに設定しています。

 

[5.文字の輪郭をはっきりさせる]

模造紙写真の場合、文字がぼやけて見えることが多いので、文字の輪郭をくっきりさせます。
メニューの「フィルター-マスクのシャープを消す」(←Photoshopでいうところの「アンシャープマスク」)を選ぶと、調整バーがでますので、適当にスライドさせて値を決めます。 ここであまり数値を大きくしてしまうと画像が荒れて汚くなってしまうので、ギリギリの値を手探りで探すことになります。

私はこの機能についてあまり詳しくないし、アプリによって違いがあるようなので、この値については詳説しませんが、私はいつも、量=50〜200、半径=1〜4、しきい値=0〜15ぐらいにしています。

 

こんな感じに変化します。

 

[6.トリミングする]

画面左上のトリミングアイコンをクリックし、余分な部分を切り抜きます。

[7.リサイズする]

報告書を作成するときは、ワードなどを使うことが多いと思います。ワードに貼り付ける画像の解像度は200ppi前後が適当だとされています。
つまり、A4版縦置きの印刷物(横21cm×縦29.7cm)だと、貼り付ける画像の横幅は最大でも18〜19cmですから、使用する画像の横幅というのは、1500ピクセルぐらいあれば十分なのです。
最近のデジカメ等の画素数は膨大ですので、ひとつのワードファイルにたくさんの画像を貼り付けると、容量がとてつもなく大きくなってしまうので、横幅1500ピクセルぐらいにリサイズするのが適切なのです。リサイズは、メニューの「画像-画像サイズ」から実行します。

ちなみに、1枚の模造紙をまるまるA4版報告書に貼り付ける場合を想定して適切な画像の大きさを計算してみました。縦置きの場合「横1417ピクセル×縦1962ピクセル」、横置きの場合「横1417ピクセル×縦1024ピクセル」でした。

 

[8.保存する]

メニューの「ファイル-保存」から画像に名前をつけて保存すれば、できあがり!

できあがりを比較するとこんな感じになります。

【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】

私は、上記の作業をいつもPhotoshopでやっていますが、今回PIXLR EDITORを使ってみたら、インターフェースはほとんど同じなんです。高い料金をAdobeに払う意味がだんだんわからなくなってきました…。

 

読谷村一般職員(初級)宿泊研修

読谷村一般職員(初級)宿泊研修2日目@読谷村産業振興センター。午前中は個人の強みを引き出すペアインタビュー、午後は異文化コミュニケーションについて腹落ちとともに体感するカードゲームをやっていただいています。
昼食に出たら3人の知り合いに次々と声かけられたり、受講者の1人が知り合いだったり、もう1人の受講生はうちのかみさんの知り合いだったり、そもそも役場の担当の方が息子の学校つながりだったり、ご近所同士だったり…地元ならではつながり方が心地よいです。

ワールドカフェから生まれたバスツアー企画!

昨年12月1日の沖縄観光産業人材の未来を考えるワールドカフェイベントから生まれたバスツアーが遂に実現されました。

観光業界従事者対象のこのバスツアー。那覇空港のバックヤードや、OCVB事務所内、リゾートホテル客室、ハーリー体験、南城市内散策など多様なメニューが盛り込まれた貴重な体験になりました。

企画に携わった皆様、お疲れ様でした!

リゾートMICE「新会社設立Kick Off Meeting」をファシリテート

とあるグローバル企業さんの新会社設立Kick Off Meeting@リゾートホテルのファシリテーターを務めさせていただきました。

沖縄滞在3日目の締めくくりとなる半日ワークショップは、社長以下、気鋭の全社員70名でビジョンとバリューを紡ぐワールドカフェ&ハーベストの対話でした。

沖縄のリゾートでこういったミーティングを持ってくださって本当に感謝です。それだけの成果をお持ち帰りいただきたいと、こちらも気合いが入ります。事前には担当者の方々と何度もオンラインで打ち合わせを重ねてプログラム設計をブラッシュアップして本番に臨みました。

ワークショップでは、皆さんの関係性がぐぐっと近くなり、部署間のコミュニケーションが促進されていくのを第三者としても感じました。

ちなみに、今日も「えんたくん」大活躍です。

Kick Off Meeting

NOMAキャリアアップフォーラムのファシリテーター

日本経営者協会NOMAさんのキャリアアップフォーラムで丸1日かけてファシリテーターを務めさせていただきました。

基調講演は、かつてエイチアイエスの躍進を支えた立役者大野尚さん。JTAの亀田朝代さんは客室乗務員から広報担当に転身したご自身の体験発表してくださいました。私は最初と最後のワークショップの担当。「成果を上げる考える力と行動する力とは?」をテーマに80名近い参加者の皆さんが大盛り上がりで議論してくださいました。

実は、このフォーラムの企画までには、検討委員の皆さんと2回にわたる検討会議(中身はワークショップ形式)を重ねてきています。そこで話された検討委員および事務局のご担当の思いが結実した1日になったと思います。参加者のみなさんにも大満足していただいたようで、何よりでした。

NOMAキャリアアップフォーラム