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Monthly Archives: December 2015

韓国のリチャード・クーさん

ファシリテーションインパクトアワード2015金賞受賞者のリチャード・クーさんと彼の会社のメンバーが沖縄に社員旅行ということで、ホテル日航アリビラでお目にかかりました。素晴らしい人徳のある方で、楽しいおしゃべりであっという間に時間が過ぎました。

Meet with Richard Koo from Korea in Okinawa

IAF FIA gold winner Richard Koo visited Okinawa

A gold winner of the Facilitation Impact Awards 2015 of International Association of Facilitators, Richard Koo and his facilitator group visited Okinawa for vacation.

I’m really happy to have opportunity to know him and his company members.

We will have reunion at FIA ceremony in Tokyo coming March!

Meet with Richard Koo from Korea in Okinawa

「シンポジウムのファシリテーター」という古くて新しいお仕事

最近、「シンポジウムのファシリテーター」という古くて新しいタイプのお仕事をご依頼いただくことが多くなっています。

昨日は、沖縄県産業振興公社主催「万国津梁産業人材育成事業」 http://www.bird-challenge.com/ の第1回シンポジウムでした。

私の役割は、

  1. パネリストの皆さんから有意義なお話しを引き出してつなぎ合わせ
  2. 参加者の皆さんの学びを加速させること

につきます。

これまでのパネルディスカッションなどで多かったのは、いわゆる学識経験者の方が、コーディネイター(時には困ったことに“ファシリテーター”と呼ばれる)として、専門的知識を背景にコンテンツの交通整理をすることでした。そこには、参加の場づくりや能動的学びを促すという視点が足りなかったように思います。

シンポジウムの語源は「一緒に飲む」、フォーラムは「広場」だそうです。元来はそういうインタラクティブな場を目指していたはずなのですから、ファシリテーションの理論と手法を活用することで、そういう本来の姿を取り戻していきたいです。

万国津梁産業人材育成事業シンポジウム

南城市「はあとのまち宣言」をお手伝いしました

ハートのまち発表会南城市民有志が集まり、計5回のワークショップ(問いには夜11時半までかかり)を経て、熱い気持ちを文章のかたちにする「宣言文策定ワークショップ」のファシリテーターを務めさせていただきました。

今日は、宣言文策定ワークショップの成果を発表する日。小学校6年生の子どもたちの演劇やTeam Spot Jumbleによるハートウォーミングコメディもあって、素敵なイベントになりました。関わった皆さんの笑顔が最高でした。


は はじまりの地、南城は
あ 東四間切(あがりゆまじり)がひとつとなった特別な形
と 永遠(とわ)につなげる感謝の祈り
の 昇る朝日がみんなを照らし
ま 交わり広げる支えあい
ち 地域で育むハートのまち


ここまで来るには結構紆余曲折がありました。

4回目ぐらいのワークショップでしたか、その日は、和やかなアイスブレークで始まったものの、宣言文づくりは錯綜して途中で行き詰まり、参加者の皆さんの中には多くのモヤモヤが渦巻き、疲れとストレスから諦めの空気が漂い…。という感じです。「誰か茶チャットやってくれる人いないの?」と回りを見回しても誰もいません。結局自分たちで何とかしないとならず…。

ファシリテーターの私も内心「どうするこの状況?」と途方にくれかけていたのですが、そこは心強いFAJ沖縄サロンのメンバーの加勢があったり、参加者の粘り強い根気が続き、収束の糸口が見え、最後はなんとか骨子をまとめることができました。

この時点でほぼ午後11時。参加者のお一人がこの日の成果を「私たちが紡ぎ上げた」と形容されていたのが印象的で、達成感に満ちあふれた皆さんの表情がとても嬉しかったです。

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