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インドネシア・ワンギワンギ島住民ワークショップ!
本日午後のファシリテーター業は久々に手強い内容でした。
まず、ワンギワンギ島 https://goo.gl/hKUJcN という今まで私は名前を聞いたことがなかったインドネシアの離島の皆さんが参加者だったこと。
そのほとんどがインドネシア語しかわからないとのこと。
お仕事をいただいたおきなわ環境クラブさんの要求仕様が結構高めだったこと(ワンギワンギ島のCommunity Based Sustainable Tourismを立ち上げるためのアクションプランを半日×2回で作成する!)。
これらの与件から、今回は言語的コミュニケーションより非言語コミュニケーションで勝負するしかないと思い、迷わずグラフィカーをお願いしました。
アイスブレイクをかねてグラフィカーがどんな風に発言を描いていくかを体験していただいた後に、「未来のワンギワンギ島の観光のビジョンをお互い話し合ってから、グラフィカーのちょこちゃんがそれを絵にできるように言葉にして説明してください」というお題を住民の皆さんに出しました。
結果は、うまくいきました!
それぞれ考えるビジョンが目の前で絵になったことで、各メンバーのコミットメントが相当深くなったと感じました。今回は、「グラフィックをただの記録に終わらせず、参加者の創発の媒介にする」というひとつのチャレンジでしたが、相当に手応えを感じることができました。
このワークショップに先立つ専門員の高寺さんによるレクチャーとOEC立田さんによるワークショップの内容も、うまくひとつのビジョンにつながったのではないかと思います。
“シャンシャン”で終わらない参加する意義のある委員会を。
本日のお仕事は、日本経営協会さん主催キャリアアップフ

北海道から沖縄までつなぐオンライン理事会
今日は日本ファシリテーション協会のオンライン理事会。
トヨタ自動車「ちゅらまーいHa:mo」教育手法確立業務
今日の仕事はたいへんに興味深かったです。
今月末にアルバイト学生の指導者となる方を対象にした5日間の指導者研修の最終日。これまで4日間の研修でなにが起こったか、それをどう感じたか、そこから学生指導のヒントは学べたか、どのような教材が足りないか、サービサーの視点として何を感じたか、顧客の視点として何を感じたか、講師の視点として何か感じたか、プロセスはどのように改善するかーー。
一般化⇔個別化のジレンマ。抽象化⇔具象化のジレンマ。チャンクアップ⇔チャンクダウンにメタ・メタ・メタ…。
いやあ、朝8時から15時まで、ケイオスの荒波を乗り越えたファシリテーターでした。
メタ認知こそが学びを促すことだけは間違いない。
「成果の出る会議のすすめ方講座」@宜野湾市役所
「そもそも会議の成果って何だと思いますか?」
例えば2時間かけた会議そのものの成果(アウトプット)だけでなく、長い目で見た全体の目標達成における成果や、参加した人々のモチベーションなどのアウトカムも視野に入れる必要があります。逆に言えば、私たちは2時間の会議でそれだけの成果を上げることができているのか?ということになります。ファシリテーションは単なる会議術ではなく、結果を出すための手法だということを、今日も全力投球でお伝えしました。
「沖縄県 × OCVB × 民間」座談会
本日は、「沖縄県 × OCVB × 民間」座談会として、県庁観光振興課・沖縄観光コンベンションビューロー・民間観光事業者の皆さん30名以上(中でも熱の高いHotな皆さん)が集まって、これからの観光振興と人材育成について語りました。県庁仲里班長によるプレゼン(個人的な歴史もお聞きしました)、OCVB米谷課長の話しなどを踏まえ、セクターを越えて、官民連携の人材育成における現状と課題を確認しました。
県の皆さんも来てくださるし、あまりやったことのないワークショップだったので、実は、とっても緊張していました
。でも、みなさんが、「今日は楽しかった」、「このような対話の場が必要だ」、と口々に言ってくださったので嬉しかったです。
次なる仕掛けも考えていきますので、ぜひみなさん、一緒に沖縄観光を創り上げていきましょう!
西原町社会福祉協議会さんにてワークショップ
県内西原町の社会福祉協議会さんでプロパーの皆さんが揃ってキックオフワークショップ。本年度事業を壁一面に貼り出して俯瞰しながら、課題を洗い出し、方向性を共有しする2時間。「貴重な一歩」とのお言葉をいただきました!
旅行業におけるイノベーション人材育成プログラム募集説明会が始まりました。
「旅行業におけるイノベーション人材育成プログラム」募集説明会始まりました。どうやったら沖縄の旅行業にイノベーションを起こせるのか、実践的に学び、自ら創りだせるようになるための4ヶ月13日間です。第一線で活躍される豪華な講師陣による講義・ワークショップや、Google訪問などの東京視察もあります。
定員25名のみ、応募期限8/31まで。問い合わせは、OTSサービス経営研究所098-869-1717金城さん。
私もファシリテーターとして毎回がっつり関わらせていただきます。
実施期間:2017年10月から2018年1月までの4か月間(本土研修含む13日、計17回)
1.「沖縄県の旅行業界の課題と求められる人材像」
與座 嘉博 沖縄県旅行・観光事業協同組合 理事長・株式会社国際旅行社 代表取締役社長
2.「未来を変える観光人材とは」
原 優二 株式会社風の旅行社代表取締役・一般社団法人旅行産業経営塾塾長
3.「旅行業界で生き残るための思考様式と戦略」
東良和 沖縄ツーリスト株式会社 代表取締役会長
4.「イノベーション創出の実践演習」
野村恭彦 株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役
5.「グローバルな視点から見た持続可能な観光のあり方」
熊田 順一 株式会社JTB総合研究所 コンサルティング事業部長(元UNWTO)
6.「成功するイノベーション・失敗するイノベーション」
土屋 有 宮崎大学地域資源創成学部 企業マネジメントコース 講師
7.「イノベーション事例視察」
Google株式会社・株式会社ぐるなび・ソフトバンク株式会社・クラブツーリズム株式会社 他
8.「ワークショップ(プレゼンテーションに向けた準備)」
平井雅 協働促進社 代表
9.「プレゼンテーション」
受講生によるプレゼン
スポーツビジネスのマネジメント人材育成事業
本日は、月に一度の沖縄県「スポーツビジネスのマネジメント人材育成事業」振り返り研修でした。
琉球ゴールデンキングス、FC琉球、琉球コラソンの3つのスポーツチームの運営を担当する若者3名がスポーツマネジメントのノウハウを高める研修です。
写真はスポーツ振興による地域活性化の相関図作成に取り組む3名の皆さん。予定3時間のところ5時間かけて作図が完成し、この1年半のOJT&研修の成果として、「研修開始時より自分たちの視野が格段に広がったこと、(提案が作れるまで)知識と経験が増えたことを実感した」とのコメントがありました。私も、彼らの成長を実感して、嬉しくなりました。
ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法
【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】
普段はこのような投稿は書いていないのですが、意外とファシリテーター仲間にニーズがありそうなのでまとめてみます。

ファシリテーターを職業にしていると、ワークショップや会議が終わった後、参加者の思いの詰まった模造紙がたくさん手元に残ります。
大抵は写真を撮って記録として保存しておきますが、その写真を印刷すると、付箋紙などに書いてある文字が見にくかったりします。 特に、ワークショップ結果を報告書にまとめなければならないとき、すべて打ち込み直すとなると大変です。
実は、加工方法のコツを知っていると、簡単な作業で模造紙写真を印刷したときに見やすくする方法があるのでご紹介します。
[0.画像加工アプリを用意する]
まずは画像加工アプリが必要です。Photoshopなどは高価なソフトですが、最近では十分な機能を提供してくれるオンラインの無料アプリがあったりしてビックリです。
例えば、ググってみてすぐ出てきた、PIXLR EDITOR(https://pixlr.com/editor/)を使ってみます。
[1.開く]
まず、撮影した模造紙の写真を開きます。
[2.ゆがみ補正]
メニュー「編集-自由歪ませ」を選択すると四隅にハンドルが現れるので、適当にドラッグして、模造紙の四隅が長方形になるように調整します。Photoshopでいうと、自由変形とか遠近法ワープの機能ですね。
この時、模造紙の縦横比率を厳密に再現して歪み補正しないと気が済まない方は、お好きに工夫してみてください。ちなみにヒントは、模造紙の縦横比率=788:1091です。
[3.編集可能なレイヤーにする]
編集画面右端の「レイヤー」コーナーの「Background」のところにある鍵🔒マークをダブルクリックして編集可能なレイヤーにします。
[4.あかるさとコントラストの調整]
撮影した写真はたいてい暗いかコントラストが弱いので調整して補正します。メニューの「調整-明るさとコントラスト」 を選ぶと調整バーが現れますので、適当にスライドさせて調整します。この場合は明るさは変えずコントラストを強めに設定しています。
[5.文字の輪郭をはっきりさせる]
模造紙写真の場合、文字がぼやけて見えることが多いので、文字の輪郭をくっきりさせます。
メニューの「フィルター-マスクのシャープを消す」(←Photoshopでいうところの「アンシャープマスク」)を選ぶと、調整バーがでますので、適当にスライドさせて値を決めます。 ここであまり数値を大きくしてしまうと画像が荒れて汚くなってしまうので、ギリギリの値を手探りで探すことになります。
私はこの機能についてあまり詳しくないし、アプリによって違いがあるようなので、この値については詳説しませんが、私はいつも、量=50〜200、半径=1〜4、しきい値=0〜15ぐらいにしています。
こんな感じに変化します。
[6.トリミングする]
画面左上のトリミングアイコンをクリックし、余分な部分を切り抜きます。
[7.リサイズする]
報告書を作成するときは、ワードなどを使うことが多いと思います。ワードに貼り付ける画像の解像度は200ppi前後が適当だとされています。
つまり、A4版縦置きの印刷物(横21cm×縦29.7cm)だと、貼り付ける画像の横幅は最大でも18〜19cmですから、使用する画像の横幅というのは、1500ピクセルぐらいあれば十分なのです。
最近のデジカメ等の画素数は膨大ですので、ひとつのワードファイルにたくさんの画像を貼り付けると、容量がとてつもなく大きくなってしまうので、横幅1500ピクセルぐらいにリサイズするのが適切なのです。リサイズは、メニューの「画像-画像サイズ」から実行します。
ちなみに、1枚の模造紙をまるまるA4版報告書に貼り付ける場合を想定して適切な画像の大きさを計算してみました。縦置きの場合「横1417ピクセル×縦1962ピクセル」、横置きの場合「横1417ピクセル×縦1024ピクセル」でした。
[8.保存する]
メニューの「ファイル-保存」から画像に名前をつけて保存すれば、できあがり!
できあがりを比較するとこんな感じになります。
私は、上記の作業をいつもPhotoshopでやっていますが、今回PIXLR EDITORを使ってみたら、インターフェースはほとんど同じなんです。高い料金をAdobeに払う意味がだんだんわからなくなってきました…。