本日午後のファシリテーター業は久々に手強い内容でした。
まず、ワンギワンギ島 https://goo.gl/hKUJcN という今まで私は名前を聞いたことがなかったインドネシアの離島の皆さんが参加者だったこと。
そのほとんどがインドネシア語しかわからないとのこと。
お仕事をいただいたおきなわ環境クラブさんの要求仕様が結構高めだったこと(ワンギワンギ島のCommunity Based Sustainable Tourismを立ち上げるためのアクションプランを半日×2回で作成する!)。
これらの与件から、今回は言語的コミュニケーションより非言語コミュニケーションで勝負するしかないと思い、迷わずグラフィカーをお願いしました。
アイスブレイクをかねてグラフィカーがどんな風に発言を描いていくかを体験していただいた後に、「未来のワンギワンギ島の観光のビジョンをお互い話し合ってから、グラフィカーのちょこちゃんがそれを絵にできるように言葉にして説明してください」というお題を住民の皆さんに出しました。
結果は、うまくいきました!
それぞれ考えるビジョンが目の前で絵になったことで、各メンバーのコミットメントが相当深くなったと感じました。今回は、「グラフィックをただの記録に終わらせず、参加者の創発の媒介にする」というひとつのチャレンジでしたが、相当に手応えを感じることができました。
このワークショップに先立つ専門員の高寺さんによるレクチャーとOEC立田さんによるワークショップの内容も、うまくひとつのビジョンにつながったのではないかと思います。