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タグアーカイブ: ファシリテーション

スポーツビジネスのマネジメント人材育成事業

本日は、月に一度の沖縄県「スポーツビジネスのマネジメント人材育成事業」振り返り研修でした。

琉球ゴールデンキングス、FC琉球、琉球コラソンの3つのスポーツチームの運営を担当する若者3名がスポーツマネジメントのノウハウを高める研修です。

写真はスポーツ振興による地域活性化の相関図作成に取り組む3名の皆さん。予定3時間のところ5時間かけて作図が完成し、この1年半のOJT&研修の成果として、「研修開始時より自分たちの視野が格段に広がったこと、(提案が作れるまで)知識と経験が増えたことを実感した」とのコメントがありました。私も、彼らの成長を実感して、嬉しくなりました。

ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法

【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】

普段はこのような投稿は書いていないのですが、意外とファシリテーター仲間にニーズがありそうなのでまとめてみます。

【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】
(左:加工前の写真 右:加工後の写真)

ファシリテーターを職業にしていると、ワークショップや会議が終わった後、参加者の思いの詰まった模造紙がたくさん手元に残ります。
大抵は写真を撮って記録として保存しておきますが、その写真を印刷すると、付箋紙などに書いてある文字が見にくかったりします。 特に、ワークショップ結果を報告書にまとめなければならないとき、すべて打ち込み直すとなると大変です。
実は、加工方法のコツを知っていると、簡単な作業で模造紙写真を印刷したときに見やすくする方法があるのでご紹介します。


 

[0.画像加工アプリを用意する]

まずは画像加工アプリが必要です。Photoshopなどは高価なソフトですが、最近では十分な機能を提供してくれるオンラインの無料アプリがあったりしてビックリです。
例えば、ググってみてすぐ出てきた、PIXLR EDITORhttps://pixlr.com/editor/)を使ってみます。

 

[1.開く]

まず、撮影した模造紙の写真を開きます。

[2.ゆがみ補正]

メニュー「編集-自由歪ませ」を選択すると四隅にハンドルが現れるので、適当にドラッグして、模造紙の四隅が長方形になるように調整します。Photoshopでいうと、自由変形とか遠近法ワープの機能ですね。

この時、模造紙の縦横比率を厳密に再現して歪み補正しないと気が済まない方は、お好きに工夫してみてください。ちなみにヒントは、模造紙の縦横比率=788:1091です。

[3.編集可能なレイヤーにする]

編集画面右端の「レイヤー」コーナーの「Background」のところにある鍵🔒マークをダブルクリックして編集可能なレイヤーにします。

 

[4.あかるさとコントラストの調整]

撮影した写真はたいてい暗いかコントラストが弱いので調整して補正します。メニューの「調整-明るさとコントラスト」 を選ぶと調整バーが現れますので、適当にスライドさせて調整します。この場合は明るさは変えずコントラストを強めに設定しています。

 

[5.文字の輪郭をはっきりさせる]

模造紙写真の場合、文字がぼやけて見えることが多いので、文字の輪郭をくっきりさせます。
メニューの「フィルター-マスクのシャープを消す」(←Photoshopでいうところの「アンシャープマスク」)を選ぶと、調整バーがでますので、適当にスライドさせて値を決めます。 ここであまり数値を大きくしてしまうと画像が荒れて汚くなってしまうので、ギリギリの値を手探りで探すことになります。

私はこの機能についてあまり詳しくないし、アプリによって違いがあるようなので、この値については詳説しませんが、私はいつも、量=50〜200、半径=1〜4、しきい値=0〜15ぐらいにしています。

 

こんな感じに変化します。

 

[6.トリミングする]

画面左上のトリミングアイコンをクリックし、余分な部分を切り抜きます。

[7.リサイズする]

報告書を作成するときは、ワードなどを使うことが多いと思います。ワードに貼り付ける画像の解像度は200ppi前後が適当だとされています。
つまり、A4版縦置きの印刷物(横21cm×縦29.7cm)だと、貼り付ける画像の横幅は最大でも18〜19cmですから、使用する画像の横幅というのは、1500ピクセルぐらいあれば十分なのです。
最近のデジカメ等の画素数は膨大ですので、ひとつのワードファイルにたくさんの画像を貼り付けると、容量がとてつもなく大きくなってしまうので、横幅1500ピクセルぐらいにリサイズするのが適切なのです。リサイズは、メニューの「画像-画像サイズ」から実行します。

ちなみに、1枚の模造紙をまるまるA4版報告書に貼り付ける場合を想定して適切な画像の大きさを計算してみました。縦置きの場合「横1417ピクセル×縦1962ピクセル」、横置きの場合「横1417ピクセル×縦1024ピクセル」でした。

 

[8.保存する]

メニューの「ファイル-保存」から画像に名前をつけて保存すれば、できあがり!

できあがりを比較するとこんな感じになります。

【ワークショップ成果物の模造紙写真を報告書用に見やすく加工する方法】

私は、上記の作業をいつもPhotoshopでやっていますが、今回PIXLR EDITORを使ってみたら、インターフェースはほとんど同じなんです。高い料金をAdobeに払う意味がだんだんわからなくなってきました…。

 

リゾートMICE「新会社設立Kick Off Meeting」をファシリテート

とあるグローバル企業さんの新会社設立Kick Off Meeting@リゾートホテルのファシリテーターを務めさせていただきました。

沖縄滞在3日目の締めくくりとなる半日ワークショップは、社長以下、気鋭の全社員70名でビジョンとバリューを紡ぐワールドカフェ&ハーベストの対話でした。

沖縄のリゾートでこういったミーティングを持ってくださって本当に感謝です。それだけの成果をお持ち帰りいただきたいと、こちらも気合いが入ります。事前には担当者の方々と何度もオンラインで打ち合わせを重ねてプログラム設計をブラッシュアップして本番に臨みました。

ワークショップでは、皆さんの関係性がぐぐっと近くなり、部署間のコミュニケーションが促進されていくのを第三者としても感じました。

ちなみに、今日も「えんたくん」大活躍です。

Kick Off Meeting

NOMAキャリアアップフォーラムのファシリテーター

日本経営者協会NOMAさんのキャリアアップフォーラムで丸1日かけてファシリテーターを務めさせていただきました。

基調講演は、かつてエイチアイエスの躍進を支えた立役者大野尚さん。JTAの亀田朝代さんは客室乗務員から広報担当に転身したご自身の体験発表してくださいました。私は最初と最後のワークショップの担当。「成果を上げる考える力と行動する力とは?」をテーマに80名近い参加者の皆さんが大盛り上がりで議論してくださいました。

実は、このフォーラムの企画までには、検討委員の皆さんと2回にわたる検討会議(中身はワークショップ形式)を重ねてきています。そこで話された検討委員および事務局のご担当の思いが結実した1日になったと思います。参加者のみなさんにも大満足していただいたようで、何よりでした。

NOMAキャリアアップフォーラム

海外日系社会を支える婦人会の皆さん

ブラジル、ボリビア、アルゼンチンにおける日系人コミュニティの婦人会の皆さんを対象にファシリテーション研修をさせていただきました。

日本ファシリテーション協会ファシリテーションサポート委員会の活動の一環として、JICA横浜さんからご依頼いただいた研修ですが、実際には、各婦人会が抱える課題の解決に関して考え方と取り組みを整理する実践的なワークショップにしました。

日系人としての誇りと文化継承への思いを語り、どのように婦人会活動を活性化していくのか、それぞれの国の実情を踏まえてアイディアを交わしていただきました。ワークショップの内容はしっかりとファシグラで記録。ポストイットを用いた手法には「国に帰って早速使いたい」とのコメントもいただきました。やっぱり、参加者の皆さんの満足と笑顔が私たちのやりがいの源です。

海外日系人社会の婦人部の皆さん

認定™プロフェッショナルファシリテーター更新

昨夏に更新申請した「国際ファシリテーターズ協会 認定™プロフェッショナルファシリテーター(IAF Certified™ Professional Facilitator)」の認定証が忘れた頃に届きました。この資格を取るには、ファシリテーターとしての実績・事例・考え方をがっつりレポート書いて、アセッサーによるインタビューやワークショップ実技試験などを受けてやっと合格するという、とてもしっかりした資格です。3年前に初めて受験した時も、今回の更新でも、ファシリテーターとしての自分のあり方とやり方を振り返り、学び直すとてもいい機会となりました。

IAF認定™プロフェッショナルファシリテーター証書
IAF認定™プロフェッショナルファシリテーター証書

FAJ東北支部イベント

日本ファシリテーション協会東北支部イベントに参加してきました。参加者の皆さんは、それぞれの現場での課題をなんとか解決したいという思いを持つ方が多く、実践的な内容の話し合いが随所で聞かれました。運営を支えてくださった実行委員のみなさん、お疲れ様でした!

羽地コミュニティビジネス構築事業で学生さんの観光パンフづくりを支援

名護市羽地・屋我地コミュニティビジネス構築事業の一環として、名桜大学の学生さんたちと作る羽地に観光パンフレットプロジェクト。前回までのワークショップを踏まえて、今日は、制作担当会社の琉球若草さんと編集会議を開きました。学生らしいパンフレットを、プロの手を借りながら形にしていきます。

羽地コミュニティビジネス構築事業で学生さんと観光パンフづくり

合宿研修「ビジョンの明確化とアクションプランづくり」完了!

昨年12月に「合宿研修のプログラム設計をするワークショップ」をやらせていただいた株式会社シーサーさんの1泊2日研修が終了しました。

18名のコアメンバーの皆さんと2日かけて「ビジョンの明確化とアクションプランづくり」にじっくり取り組もうという今回の企画。深い気づきを得られるカードゲームを使ったアイスブレイクやミニレクチャーを織り交ぜつつ、がっつりたっぷりディスカッションをしていただきました。

今回の合宿研修の成果物は、模造紙16枚分の超大作「株式会社シーサーの航海図」。様々な想いを形に表現することで、ビジョンの実現は一気に加速すると思います。参加されたみなさん、2日間お疲れ様でした!

ダイバーシティとインクルージョンを実感するカードゲーム

人間マッピング

模造紙16枚分の「航海図」

航海図づくり

会社のコアメンバーの皆さんと合宿研修の設計をやっちゃうという試み

今日は沖縄屈指のダイビング/マリンスポーツサービス事業者株式会社シーサーさんでワークショップでした。1月に開催する合宿研修の設計を、講師だけでなく会社のコアメンバーと一緒にやることで、人材育成手法とマインドを社内に定着させるという試みです。

そこで、「ビジョンの明確化とアクションプランづくり」を、とある”メタファー”で置き換えてみたら、とってもワクワクする展開になりました。今日試行したこの手法を、合宿参加者の皆さんとやってみます。楽しみになってきました。

担当の方から「ファシリテーションの力を改めて目の当たりにした」と嬉しいコメントもいただきました。

株式会社シーサーさん