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オンライン・ワークショップ・ファシリテーションの可能性にチャレンジ

今日は、野菜さらださんこと三田地真美さんの「ライフヒストリー曼荼羅」のオンラインワークショップを、FAJ会員の小瀬さんと一緒にエンジニアとしてサポートさせていただきました。

お昼過ぎにスタンバイ開始してから18時半のふりかえり終了まで6時間におよび長丁場でしたが、とてもいい経験が積めました。(スクリーンショットは、オンラインワークショップのファシリテーターをサポートするエンジニアの画面はこんな感じという再現例)

Zoomというオンライン会議システム+マインドマップでのメモ+エクセルでの進行表+Ladiocastでの音声管理
Zoomというオンライン会議システム+マインドマップでのメモ+エクセルでの進行表+Ladiocastでの音声管理

 

オンラインワークショップを実現する時、様々な問題が想定されますが、そんなとき、オンライン・ワークショップ・ファシリテーターとオンライン・ワークショップ・エンジニアが協力して解決することが求められます。今、日本ファシリテーション協会でも、このノウハウの蓄積に力を入れています。

 

オンライン・ファシリテーターとエンジニアの役割分担
日本ファシリテーション協会オンライン理事会開催手引きより引用

 

  1. オンライン・ファシリテーターには、個々の参加者の心理状態への気遣いと、コミュニケーションの制限を補う丁寧な進行が求められます。
  2. オンライン・ファシリテーション・エンジニアには、準備・運営の各局面で、参加者ごとに何が問題になっているのかを即座に切り分け、解決する力が求められます。(通信回線、機器、OS、アプリケーション、音声、映像)

 

 

 

 

「このままでいいの⁉︎ 沖縄観光の人材育成〜ワールドカフェ2016〜」

「このままでいいの⁉︎ 沖縄観光の人材育成〜ワールドカフェ2016〜」と題したワークショップ、お陰様で100名の方にご参加いただきました。午前中はワールドカフェ、午後はOST的分科会でした。

とある方が、「今日は皆さん目がキラキラしてますね♪」とおっしゃっていたのが印象的でした。

このままでいいの!?沖縄観光の人材育成〜ワールドカフェ2016〜

<ワールドカフェの問いかけ>
① 「沖縄観光が持続的に発展するための、理想の観光人材像とは?」
②「沖縄観光の持続的発展にむけた人材育成のために、あなたは誰と協力して何に取り組みますか?」

<分科会60分のアウトプット目標>
沖縄観光の持続的な発展に向けた人材育成のために「誰と誰が」、「いつ」、「どこで」、「何に」、「どうやって」取り組むのか、が明確になっている状態

分科会

 


まずは、業種と職位を越えて、これだけの数の観光に携わる皆さんが集まり、対話したこと、その場を行政とOCVBがホストしたことに今回の意義があると思います(実は、民間セクターである沖縄観光の未来を考える会では2009年からワールドカフェを実施しています)。
また、分科会の短い時間の中で観光人材の育成に向けたアイディアを議論し尽くせたわけではありませんが、これから10年かけて実現していくような大きな話の第一歩が踏み出せたことにも意義があると思います。

このままでいいの!?沖縄観光の人事育成〜ワールドカフェ2016〜

 

実際のスタッフミーティングにファシリテーションの視点からフィードバックすると…

本日、株式会社BowLさんのスタッフミーティングにファシリテーター&フィードバッカーとして参加させていただきました。

日頃のミーティングを再現していただき、話し合いのプロセスの中で起こったことが、議論なのか、対話なのか、抽象化なのか、具体化なのか、などなど、ファシリテーションの視点からの観察をフィードバックさせていただきました。

最後、スタッフの皆さんのそれぞれの気づきのシェアでは、話し合いのプロセスだけでなく、内省的な視点からのコメントが多くあり、チーム全体が大きなシフトを迎える準備が始まっている印象を受けました。イノベーティブな社長のもと、土壌はすでに耕されており、あとは発芽して実をつけるまでのプロセスを待つのみ、という感じです。

なんだか、次の展開が楽しみです。

bowl

4頭立てPC&スクリーンで事業計画作成会議をやってみた

沖縄県北部の本部町、今帰仁村、名護市、伊江村とトヨタ自動車さんが取り組んでいる超小型EVを滞在型観光のツールとして活用しようという「ちゅらまーいHa:mo」事業。

ちゅらまーいHa:mo

形を変えながら深化してきているこの事業には、委員会や会議、ワークショップのファシリテーターとして3年近く関わらせていただいています。

本日も急遽本部町での企画会議に参加。人数が少なかったので、4台PC+4台プロジェクターの「4頭立て」を試してみました。ある意味、「複数画面はコラボレーションを促進するか?」の実験的会議でもあります。時と場合によっては効果的にコラボが進むだろうな、という実感を得ました。

ちゅらまーいHa:mo事業計画会議

 

沖縄観光の未来を考える会ワークショップ「2025年沖縄観光の未来はどう創る!?」

一般社団法人沖縄観光の未来を考える会のワークショップにおいて、会長の金城仁さんと二人で進行をつとめさせていただきました。

当初のタイトルは「2025年沖縄観光はどうなる!?」でしたが、準備段階で会議をするうち、「どうなるか予測するだけでなく、我々が創らないとね!」という話になり、タイトルを「2025年沖縄観光をどう創る!?」に変更しての開催でした。

沖縄の観光や旅行市場を取り巻く、日本の状況、アジアの状況、世界の状況と未来予測を共有しながら、「では、誰が何を大切にしながら、何に取り組むことで理想の沖縄観光を創ることができるのか?」を話し合いました。

未来会ワークショップにて南城市職員のみなさんと。南城市は熱意が違う!!

未来会ワークショップにて南城市職員のみなさんと。南城市は熱意が違う!!

 

 

沖縄観光の未来を考える会ワークショップ

 

沖縄観光にまつわる「構成型vs非構成型」2本のワークショップ

構成型vs非構成型2本のワークショップ

たてつづけに2本、観光関連ワークショップのファシリテーターを務めさせていただきます。

この2本をファシリテーションの視点で見ると、同じ観光関連をテーマとしているのにとても対照的なのです。以下、どう対照的なのか、ファシリテーター自身の視点からご紹介します。

 


1本目=11月21日(月)「2025年 沖縄観光はどうなる!?」
2本目=12月1日(木)「このままでいいの?沖縄観光の人材育成」

<比較1>
まず、主催者でいうと、前者は民間の非営利団体「沖縄観光の未来を考える会」で、後者は公益団体である「沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー+実行委員会」。共通点は、両者とも民間の観光関係者がボランティアで積極的に関わっている。

<比較2>
ファシリテーションの視点で言うと、前者は「非構成的」で後者は「構成的(ワールドカフェとOST)」。だけど、両方とも「対話」が基調。

<比較3>
テーマの視点で言うと、前者は「沖縄観光をマクロで中長期的に創る」一方で、後者は「沖縄観光が直面している人材育成の課題について、業界横断的に短〜長期的に解決策を考える」。

<比較4>
参加人数的には、双方とも100人超規模を想定。ファシリテーターとしては、なかなか手応えありの規模です。

 

そんなわけで、2本それぞれ、詳細は以下のとおりです。観光に関わる方も、ファシリテーションに興味のある方も、ぜひ2本まとめてお申し込みを!


1.「2025年 沖縄観光はどうなる!?」ワークショップ

日時:2016年11月21日(月)18時〜21時
場所:那覇市「みずプラッサ」B棟3階 多目的ホール(沖縄県那覇市おもろまち1-1-2 上下水道局内)
主催:一般社団法人 沖縄観光の未来を考える会
対象:観光に携わる方々、行政、メディア、学生、他観光に感心を持たれている方々どなたでも
定員:200名
参加:無料
内容:
*2025年の沖縄観光を占う社会状況などの共有
*未来を創造するための対話

<ファシリテーターからのコメント>
ブレグジットにせよ、トランプ勝利にせよ、これだけ世の中が不確実になることで、過去の経験から未来を予測することが困難な時代になっています。
「PDCA的アプローチで20年後の沖縄観光を考えていて、本当に大丈夫なのだろうか?」という問いを基調に、「観光に携わる者同士の対話による未来の創造のきっかけづくりをしよう」というチャレンジングなテーマでワークショップをします。
ファシリテーター的には難易度が高いので、恥をさらす結果になりうるなぁと思いつつ、「参加する皆さまの間から現れ出づる何か」を信じて進行させて頂きます。

お申し込み:↓から
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScDN17lfXl0j4N8fD1ftp68AFWjVZiDVcKv6kdmdqFXob29OQ/viewform?c=0&w=1


2.「このままでいいの? 沖縄観光の人材育成」ワールドカフェ2016
日時:2016年12月1日(木)10時〜17時
場所:かりゆしアーバンリゾートナハ・7階シェルホール
主催:沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー・ワールドカフェ2016実行委員会
対象:観光に携わる方々、行政、メディア、学生、他観光に感心を持たれている方々どなたでも
定員:200名
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=c9H7BkJwSbE&feature=youtu.be
内容:
*沖縄観光が持続的に発展するための人材育成を考えるワールドカフェ
*具体的なアイディアを掘り下げる分科会(オープンスペーステクノロジーOSTを応用)

<ファシリテーターからのコメント>
沖縄観光は好況のように見えます。しかしながら、人手不足であったり低い定着率であったり、人材に関する課題は満載です。
人材育成について積極的な策を打たないままでは沖縄観光の持続的な発展が約束されないのは、誰の目から見ても明らかです。
が、しかし、目の前の仕事に追われてそれどころでないのが実情ではないでしょうか。
今回は、沖縄観光に携わる関係者が集まって、職種や役職、世代という垣根を越えて語り合おうという企画です。午前は最近人気の「ワールドカフェ」という手法を用いて対話を深めます。午後は、その対話から生まれたアイディアとアイディアをつなげて具体的に深めようという分科会です(オープンスペーステクノロジーという手法を応用します)。
ファシリテーション的視点から見ると、午前・午後でその王道的手法を体験できるという「おいしさ」もあります。

お申し込み:↓から
http://www.ocvb.or.jp/topics/1386

 

 

JICA沖縄国際センターで中南米エコツーリズム関係者の皆さんにファシリテーション研修

JICA沖縄国際センターで中南米諸国のエコツーリズム関係者の皆さんにファシリテーション研修。ワークショップ形式で、地域おこしにおけるファシリテーションの有用性について話題提供し、各国での課題解決に向けてディスカッションしました。

今回の参加者の皆さんは、例年にもましてフレンドリーで、とても仲良しになりました。こういうお仕事、とても楽しいです。

jica
講義は英語ですが、質問を受けたりディスカッションはスペイン語で。講義できるほどのスペイン語力ではないのですが、ディスカッションの要旨を聴き取るぐらいはなんとか。つまり、やはりファシリテーターはコンテンツはほどほどに理解できて、あとは場の流れとプロセスに関与すればなんとかなるということですね。

「仲間と作る短編動画〜南の島でチームビルディング」ツアー商品造成実証実験

「沖縄3日間 仲間と作る短編動画〜南の島でチームビルディング」という名のツアー商品を造成するためのモニターツアーにファシリテーターとして参画させていただきました。動画制作というクリエイティブな要素とファシリテーションの活用によるチームビルディングという2つの要素を掛け合わせることで、今までにない新しいカタチの沖縄観光商品になりそうな予感です。

 

以下、ツアーの説明文

チームが一丸となって動画制作を行うことで、感動を表現する手法と、チームビルディングのコツを得てもらおうという今回のツアー。プロカメラマンとプロのファシリテーターを迎え、それぞれのノウハウを学ぶことができるプログラムです!
詳しくは、http://wow-okinawa.jp/tour/159.html

真剣に編集作業 感動体験 動画制作でチームビルディング
映画監督の中川陽介さんの指導で、素人が動画を撮影・編集して3分間の短編作品を作ります。


※音声は入っていません。

国際ファシリテーターズ協会IAF台湾大会に参加しました

国際ファシリテーターズ協会アジア大会が台湾東部花蓮にて開催されました。

アジアを中心に全世界からプロフェッショナルファシリテーターが集うこの大会、実に刺激をたくさんいただきました。こうやって全世界に同じ志を持つ仲間がいるからこそ、自分の現場でがんばれます。

IAF Asia 2016 - Taiwan

羽地コミュニティビジネス構築事業の空家利活用ワークショップ

羽地・屋我地コミュニティビジネス構築事業の空家利活用協議会のワークショップは、実際の物件を現地視察した後、ビジネスモデルジェネレーションキャンバスを応用させていただいて話し合いを持ちました。
とっさに必要なとき、こういうツールがあるのは助かります。

羽地コミュニティビジネス空家利活用ワークショップ
羽地コミュニティビジネス空家利活用ワークショップ
BMGC
参加者から「わかりやすくしたい」との提案で項目名は一部変更しました。